WEB用語
登録日時 : 2009年4月20日
WEB用語
登録日時 : 2009年4月20日
たとえばAmazonやiTunesのようにインターネットを活用した販売形態のサイトで低コストでアイテムを取り扱うことで、多品種少量販売である程度安定した利益を上げられるという理論。
縦軸に販売数量、横軸にアイテムの販売数量の多い順に並べたときのグラフが長いしっぽ(テール)が伸びるように見えるため、"ロングテール"と名づけられた。
2004年10月に米Wired Magazine誌の当時編集長だったクリス・アンダーソンが同誌に書いた「the Long Tail」という記事が起源。
ロングテールは、パレートの法則(80対20の法則)の対立概念であり、パレートの法則によると、売り上げの8割は全顧客の内の優良な上位2割の顧客が生み出していると考えられており、これまではロングテール部分の商品や顧客はWebサイト制作においても切り捨てられてきたが、ロングテールの考え方では、残りの8割の商品や顧客に着目している。
また、Amazonの売り上げの3分の1はロングテールに該当する書籍の売り上げであるといわれており、年に1冊しか売れないような書籍であっても、在庫を持つのではなくネット販売や注文処理の効率化を実現することで取り扱いを可能にし、広く浅い需要に対応している。
ロングテールによって、これまでの、上位の商品や顧客だけに着目してきた考え方が見直されてきており、近年はロングテールを活用したビジネスの競争が加速しているため、中長期的な視点でのWeb制作、ECサイト構築においても、多品種の中から消費者のニーズにマッチした商品を容易に発見できる仕組みが重要になってきている。
ECサイトにおいてはサイト内検索サービスを併用することによって、ロングテールに当たるユーザのニーズをより詳しく図る動きが出始めている。
Webサイト制作,ECサイト構築